仕事ができる人になる

ダメダメ社員をトップ営業マンにした「部下から慕われる上司」「部下を成長させる上司」とは

働く人-22

中堅社員になって部下ができてきたよ

上司としてどんな振舞いをするべきかな

「人として恥ずかしくない」振舞いをするのが一番大事だね

こんにちは。れっさーぱんだです。

この記事では、ダメダメ新入社員を営業トップにした、最高の上司の振舞い方について、部下の視点から解説します。

この記事は、以下の疑問を持つ方におすすめです。

・部下から慕われるにはどうすればいいか

・部下を成長させるにはどうすればいいか

この記事を書いた人

・新人の頃、尊敬できる上司と出会う

・上司の育て方が良かった為、ダメダメ新入社員の私の営業成績は、全国でトップクラスに

本記事では

「部下から慕われる上司」「部下を成長させる上司」の特徴を

部下の視点から解説します。

基本的な人との関わり方

他人をリスペクトしている

「どんな相手に対しても、そのままのその人自身をリスペクトしている」

というのが、言動から伝わってくるのです。

そもそも人が好きなのかもしれません。

これは本人の性格で、体得するのは難しいです。

ですので、意識を変える必要があります。

・人を上とか下とかでみない

・否定的な目で人をみない

・意見が違っても、まず一旦相手の話を聞き、その意見の背景や可能性を考える

他人をリスペクトできる人は、周りからもリスペクトされます

立場に関わらず、言う事はきちんと言う

自分から見て相手が

「上司」でも「部下」でも

「社員」でも「パート」でも

「社内」でも「取引先」でも

関係なく、発言の内容や対応方法自体をみます。

長いものに巻かれません。上司に媚びず、部下にも偉そうにしません。

人として尊敬されていれば、偉そうにしなくても部下はついてきます

部下の事を説明する際「仲間」という言葉を使う

取引先との話の中で、部下の事が話題に上がった際にやたらと

微妙な上司

部下

という言葉を用いる上司がいる一方で

最高の上司

仲間

という言葉を積極的に用いる上司がいます。

上司と部下の関係ですので「部下」と説明することは問題ではないのですが

「仲間」だと説明された方がお互いの存在が近くに感じられますし

部下からすれば、組織の一員として認めてもらっていると感じます。

言う方は無意識でも、横で会話を聞いている部下からすると、捉え方が変わります

まじめにやらない部下にはきちんと冷たい

「慕われる上司」というと、誰にでも優しい、厳しくない、あまり怒らないといったイメージがあるかもしれません。

ですが、それが仮に「慕われる上司」であったとしても「部下を育てられる上司」ではありませんよね。

社会人としてダメな部分はきちんと叱る。

そこに遠慮があると、他の部下から見て

部下達

あの上司はあんな社員にも厳しく叱らないのか

とあきれられてしまいます。

遅刻が多く、勤務態度もなめてるとしか思えない部下に対して、別室に呼びだして厳しく叱る、そういう対応をした上司にとても好感が持てたよ

部下との関わり方

部下の事を信じている

新入社員で、最初からバリバリ仕事ができる人は、前職でキャリアを積んできた人くらいです。

新卒の人や、業界未経験の人で最初から仕事ができる人は普通いません。

自分で「仕事ができない」と分かっていて、自分に対して自信が持てないのに、上司が自分を信頼してくれていたらどうでしょう。

めちゃめちゃ嬉しいですよね。

私が新人の頃、自分がまだまだ未熟なのは分かっていて

ですが自分なりにひとつひとつ頑張っているとき、取引先から

取引先

○○さん(私)って~の件、大丈夫?

と上司が電話で言われているのを耳にしました。

そのとき上司は

最高の上司

大丈夫です。僕は○○(私)のことを信用していますので

とキッパリ答えたのです。

私自身色々と不安な中、上司はそんなふうに答えてくれました。

嬉しくてジーンときたよ(;_;

ちなみに上司は、私が会話を聞いていたことに気づいていません。

ですので、私への「信用している、頑張れ」アピールでもないです。

きっと、私が知らないところでもこうやって部下を推してくれているのではないかと思います。

上司だって、本当は半人前の部下の事を完全には信用していない(仕事を完全に任せて大丈夫とは思っていない)と思います。

ですが、言葉だけでも取引先にそう言ってくれました。

「上司があんな風に言ってくれてるんだから、自分で自分の事を認めてあげなくてどうする」

「本当に信用される人間になろう」

部下からすると、そう思えます。

うまくいったときに一緒に喜んでくれる

部下のレベルからみて、ちょっと難しい仕事を成し遂げた時、わざわざ席まで来てくれて、

最高の上司

やったな!よくやった!どうやって(契約までの)話したん?

と、部下の小さな成功・成長を一緒になって喜んでくれる上司。

少し熱量が大きいような、オーバーリアクションのような気もしますが

淡々と終わっていく一日の中で、職場を明るい雰囲気にしてくれて

自分の中の「やった、できた」という小さな喜びを、大きなものにしてくれる上司。

そんな上司は、部下からすると

「小さな事であってもちゃんと部下の事を見てくれているんだな」

と思います。

どうしようもないときに助けてくれる

業務柄トラブルが多かったり、リスクを負った仕事をしていると

「結構ヤバい」という時が何度も訪れます。

同じチームの先輩からは放置されてるし、どうしよう・・

そういうとき、上司から

最高の上司

これ(この案件の対応)やばい?一緒入ろうか

と声をかけてもらえると、とても救われます。

部下の方から上司に

この案件対応に困ってるので手伝ってもらえませんか

とは中々言い出しにくいですよね。

ひとりで何とかできるほどの技量は無く、時間が経てば経つほど状況は悪くなります。

そんなときに、部下のピンチに気づいて

自分から声をかけ、行動してくれる上司

は本当に頼もしく、ありがたいです。

「上司の手を煩わせて申し訳ない。上司に頼らなくても、自分で解決できるようになろう」

「自分に部下ができたら、自分がやってもらったみたいに、部下を助けられる上司になろう」

と思えます。

部下がミスをしても一旦話を聞いてくれる

部下の対応が完璧なものではなかったり、判断が正確ではなかったとき、最初に

最高の上司

これはどうしてこうなった?

どういう話した?

と、結果だけ見るのではなく、そこに至るまでの経緯を聞きます。

そしてなぜ部下がそのような対応をとったのかを部下の立場で考えた上で、冷静にアドバイスをくれます。

頭ごなしに

微妙な上司

この結果はなんだ!?

と、結果だけ見て怒り、現場の苦労を知ろうともしない上司は、本当に慕われないですし、部下も嫌気がさします。

相手が部下でも「ありがとう」と「ごめん」が言える

例えば、上司からみても難しい案件を部下が成し遂げ、チーム(会社)のピンチを救ったとします。

そういった際

最高の上司

ありがとう

と言う上司。

「仕事だからやって当たり前」という態度よりも、「ありがとう」と一言言われた方が頑張った甲斐がありますよね。

また、上司のミスのしわ寄せが部下にきたり

上司がミスした結果赤字がでてしまったとき

相手が部下でも

最高の上司

ごめん

と言う上司。

「ごめん」が言える上司は、部下からすると

「ミスする上司」というより

「潔くミスを認められるかっこいい上司」と捉えられます。

まとめ

「慕われる上司」「部下を成長させる上司」について、部下から見た特徴をお伝えしました。

仕事ができることは大事ですが、それより大事なのは

「人としてどうなのか」です。

手取り足とり教えなくても

「人にどう接しているか」「部下にどう接しているか」

その姿で部下は学び、上司のような人間になろうとします。

「部下に何をさせるか、どう指導するか、部下のどこを変えたらいいか」

ではなく

まずは上司自身が

「人として尊敬されるような振舞いをしているか」

を見直すべきですね。

以上、「ダメダメ社員をトップ営業マンにした「部下から慕われる上司」「部下を成長させる上司」とは」でした☆